MDaemon Messaging Server 22.0 - ユーザーヘルプ

スパムボット検出

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スパムボット検出は、一定期間の間に使われた、全てのSMTP MAIL (return-path)の値を記録する機能です。短時間の間に複数のIPアドレス(端末の切り替えで複数になる事はあります)で同じreturn-pathを使っていた場合、スパムボットネットワークである場合があります。スパムボットが検出されると、その時点での接続はすぐに遮断され、必要に応じてreturn-pathの値を指定した時間ブロックリストとして登録する事もできます。また、ユーザーが定義した期間、全てのスパムボットIPをブロックリストへ登録する事もできます。

スパムボット検出を有効にする

このオプションをクリックしスパムボット検出を有効化します。これはデフォルトで無効に設定されています。

この時間内に許可する異なるIPアドレスの最大数

指定した時間内に1つのreturn-pathが使用可能な異なるIPアドレス数を指定します。

時間間隔 (分)

スパムボットネットワークを検出する際に使用する時間間隔(分)を指定します。

除外リスト

このボタンをクリックすると、スパムボット検出の除外リスト画面が起動します。ここではスパムボット検出から除外するIPアドレス、送信者、宛先を指定できます。

 

この時間内(分)はブロックリスト登録されたreturn-pathを拒否します

スパムボットとして検出されたreturn-pathをブロックリスト登録するにはこのオプションを使用します。MDaemonは指定した時間(分)はブロックリスト登録されたreturn-pathからのメールを受け付けません。このオプションはデフォルトで有効です。

詳細

このボタンをクリックすると、スパムボット送信者のファイルが起動します。ここへは現在ブロックリストへ登録されたreturn-pathとブロックリストから削除されるまでの時間(分)が表示されます。

この時間内(分)はブロックリスト登録されたIPを拒否します

スパムボットとして検出されたIPをブロックリスト登録するにはこのオプションを使用します。MDaemonは指定した時間(分)はブロックリスト登録されたIPからのメールを受け付けません。このオプションはデフォルトで無効になっています。

詳細

このボタンをクリックすると、スパムボットIPのファイルが起動します。ここへは現在ブロックリストへ登録されたIPとブロックリストから削除されるまでの時間(分)が表示されます。

SMTP応答 (デフォルトはブランク)

ここではブロックリスト登録されたreturn-pathやIPアドレスからのスパムボットに対して返すSMTPレスポンスコードをカスタマイズできます。MDaemonはSMTPレスポンスとして、デフォルトのものではなく「551 5.5.1 <your custom text>」を返します。MDaemonのデフォルト値を使用する場合はこの欄を空白のままにして下さい。

認証済の接続は記録しない

デフォルトでMDaemonは認証済 セッションからの接続をスパムボット検出へは記録しません。認証済接続を除外しない場合は、このオプションを無効にして下さい。

信頼するIPからの接続は記録しない

デフォルトでスパムボット検出は 信頼するIPアドレスからの接続を記録しません。信頼するIPを除外しない場合は、このオプションを無効にして下さい。