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MDaemon Connectorとは

Microsoft Outlookは世界中で広く使用されていますが、Outlookをグループウェアとして活用するには、Exchangeサーバーが不可欠だと思っている人も多いのではないでしょうか。

MDaemon Connectorとは、Exchangeサーバーがない環境であっても、Outlookを使ったスケジュール共有やメールボックス共有を行うための、MDaemonオプションライセンス製品です。 MDaemonには、標準でスケジュールやメールを共有できる「グループウェア機能」が搭載されており、 同様に標準搭載されているウェブメール「MDaemon Webmail」からアクセスできます。これを、ブラウザからだけでなく、多くの人が使い慣れている「Outlook」からも接続できるよう開発されたのが、この「MDaemon Connector」です。

MDaemon Connectorの特徴

簡単に、柔軟な共有を実現

MDaemon Connector


Outlookを介して、それぞれのアカウント用のフォルダーに、他のアカウントに対するコンテンツ共有オプションが付与されます。

MDaemon Connectorは、MDaemonに組み込まれているスケジュールデータを参照します。このため、MDaemon上で保持しているメールやスケジュールなどの情報が、 MDaemon Webmailからも、Outlookからも、閲覧・更新が行えます。

細かな権限設定

共有する際の権限設定も細かく行えます。閲覧権限のみを許可することも、フォルダ削除の権限まで与えることも可能です。

共有権限の統合

MDaemon Connectorは、MDaemonに標準パッケージされているウェブメール機能(MDaemon Webmail)やOutlookと同じ情報を基にアイテム共有を行います。そのため、MDaemon Connectorで行われているフォルダ共有は、ウェブメールを使った場合でも全く同じ条件で行われます。

メールボックスも共有

IMAPプロトコルでメールボックスを共有できます。

ユーザーが増えてもライセンスは差分の金額でアップグレード

ライセンスは、MDaemon Connectorを利用するユーザー分だけでよく、マシン台数分ご購入いただく必要はありません。また、ユーザー数が増えた場合のアップグレードも、追加ユーザー数分のライセンス価格の差額分で行えます。つまり、御社の成長に合わせて、ご利用ライセンスを追加購入して頂けます。

MDaemon Connectorの主な機能

MDaemon Connectorをご利用頂くと、MDaemonをメールサーバーとしてご利用頂くだけでMicrosoft Outlook®を、社内で情報共有するためのグループウェアとしてご利用頂けるようになります。ここでは、MDaemon Connectorについて、主な機能や特徴を、次の通りご紹介します。

Outlookとの連携

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MDaemonをメールサーバーとして使用する事で、Outlookを使ったメールや予定表、連絡先、メモ、仕事の共有が簡単に行えます。

多くの人が使い慣れているOutlookをグループウェアとして使うため、新しいグループウェア製品の導入では必要な、操作手順書の作成や、使用方法の教育を改めて行う必要はありません。

シンプルな管理機能

  • サーバーやドメイン単位で設定できます。
  • 一括か個別でのユーザー追加が行えます。
  • 初回利用時にOutlookユーザーを自動追加できます。
  • 連絡先情報を最新に保つ事ができます。
  • 細かな設定オプションで環境に応じた微調整が行えます。

標準プロトコルをベースにした安定性

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MDaemon ConnectorはMDaemonと同様、独自仕様に依存する事なく、SMTP・IMAPの標準プロトコルを採用する事で、安定性を実現しています。

インストールや初期設定もシンプルな手順で行えるよう設計されています。

共有フォルダへのアクセス権

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選択しているフォルダや、対象フォルダ以下にある全てのサブフォルダに対して、参照や変更、削除や追加など、細かなアクセス権を設定し、共有する事ができます。

MDaemon Connectorによるグループウェア機能

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MDaemon Connectorのもつグループウェア(スケジュール管理・共有機能)は、多くのユーザーが使いなれたOutlookの予定やメールを社内で共有する大変便利な機能です。 MDaemonには、MDaemon Webmailと呼ばれる、ブラウザベースのグループウェア機能が標準パッケージされており、MDaemon Connector同様、MDaemon WebmailもMDaemonの情報を同期するため、MDaemon Webmailを使って、 Outlookの持つカレンダーやスケジュールを、他のユーザーとブラウザでも共有できるようになります。

社内ではOutlookにてメール送受信、や予定表の管理をおこない、モバイルはMDaemon Webmailによりメール送受信や予定表を確認することが可能です。

MDaemon Connectorの動作環境

MDaemon Connectorサーバーの動作環境

MDaemon ConnectorはMDaemonオプションとして稼働します。MDaemonサーバー14.0以上が必要です。

このため、サーバー動作環境は、MDaemonの動作環境に準拠します。MDaemonの動作環境を併せてご参照下さい。

MDaemon Connectorクライアントの動作環境

CPU Pentium III 500MHz以上または同性能の互換CPU
Pentium 4 2.4GHz以上推奨)
対応OS Microsoft Windows XP/Vista/7/8/10/11
Outlook Microsoft Outlook 2003, 2007, 2010 (32/64 bit), 2013 (32/64 bit), 2016 (32/64 bit), 2019 (32/64 bit)
メモリ 256MB以上(512MB以上を推奨)
ディスク MDaemon Connectorのインストールには5MBが必要です。
*パフォーマンスと互換性を保持するために、Outlookコネクタは、ローカルにキャッシュをもちます。時間とともに増大するキャッシュファイル用に、追加のディスク容量が必要になります。
MDaemon Connectorの1プロファイル毎に、300MBの空き容量の確保を推奨しますが、実際に必要となるディスク容量は環境により異なります。
ブラウザ Microsoft Edge 1.0, Internet Explorer 6.0, FireFox 1.5, Opera 8.5, Safari 3.0 (またはそれ以降のバージョン)
その他 – Microsoft Internet Explorer 5.5以降
– 1枚以上のネットワークカード
– TCP/IPネットワークプロトコルのインストール
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